滋賀県の郷土料理でもある鮒ずしをお茶漬けにします。
スライスした鮒ずし2~3切れと、発酵ご飯・お好みの薬味をアツアツのご飯の上にのせ、熱いお茶を注いだら、旨みがお茶に染み出すまで少し待って出来上がり。熟成された鮒ずしのコクと旨み、そして酸味が、おいしいお茶漬けにしてくれます。
薬味のおすすめは、ネギ・海苔・大葉、三つ葉なんかも良いかな~。
味付けは少量の醤油・塩の他、発酵ご飯のみで味を調節するなんてのもありです。
私の好みは、薬味は大葉・鰹節、ご飯とお茶は出来るだけアツアツで、熱で鮒ずしを柔らかく仕上げる感じ。お茶は普通の緑茶で、濃くて苦いのが好みです。
のっけて、お茶を注ぐだけの簡単レシピなので、小腹が空いたときや、お酒のシメに特におすすめ。そのまま食べるより、マイルドになるので鮒ずしデビューの方にもおすすめです!
材料(1人分)
- 鮒ずし(スライス)・・・3枚
- 発酵ご飯(鮒ずし付属)・・・お好み量
- 大葉・・・1枚
- かつおぶし・・・ふたつまみ
- 緑茶・・・適量
- ご飯・・・150g(お茶碗1杯分)
作り方
1.ごはんと鮒ずしを盛り付けます。アツアツのごはんをよそい、大葉を1枚敷いた上に鮒ずしをのせます。
ツウは、鮒ずしの頭と尾を使うそうですが、私は・・・。やっぱり子持ちの身の部分が好みです。
2.薬味と飯(いい)を加えます。
鮒ずしのまわりについている発酵ご飯を『飯(いい)』と言うそうです。この飯には旨みと塩味・酸味がタップリ含まれているので必ず加えます。醤油で香り付けするのも美味しいと思います。
薬味は、大葉でサッパリ感、鰹節で香りと旨みをプラスしました。好きな薬味を好きなだけ加えてください。
3.お茶を注いで完成です。
アツアツのお茶をかけたら、数分待てば出来上がり。少し待つことで、鮒ずしの旨みが染み出します。
私は鮒ずしには渋いお茶が合うと思っているので、緑茶を濃い目に入れていますが、玄米茶の香ばしい感じもよく合うと思います。まっ、お茶の種類はお好みで、ただのお湯に濃い味付けでも美味しいです。
ポイント
・冷やし茶漬けは・・・。鮒ずしは熱を加えると柔らかくなります。お茶漬けの場合は、やわらかい方が美味しいので、冷やし茶漬けはやめたほうがいい?
・飯を加えて旨みアップ!
鮒ずしに付属の飯(いい・発酵ご飯)を加えることで、お茶漬けがさらに美味しくなります。塩味・酸味が強いので、加える量は味を見ながら調節してください。
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