2018年8月24日金曜日

五目豆

とある理由で地物の大豆が大量にまわってきた・・・。その量たるや30Kg・・・。乾物なんで数年はもつようだけど、3人家族では食べきれるのだろうか・・・。そんなわけで、最近、五目豆ばかり作っている。

つくり始めたのは、数か月前。煮豆なんて作った事もなかったんだけど、やってみると意外と簡単!な・ん・だ・け・ど、薄味すぎ!塩辛すぎ!昆布のだしが強すぎ!など、味付けに大苦戦!?!? 修正を重ねて何度もつくりなおし、そして、昨日、かなり美味しいのが出来上がった!

美味しく出来上がった理由は、ただ一つ。椎茸の戻し汁。たったこれだけで、今まで苦労していた味付けが一気に解消。薄味で仕上げても物足りなさを感じない、上質な仕上がりになりました。

具材は定番の、こんにゃく・レンコンで食感の違いを、にんじんで彩を、油揚げ・だし昆布で旨みを加え、美味しい五目豆に仕上げました!


材料(大豆2合分)

  • 大豆・・・約260g(2合)
  • にんじん・・・100g(小1本)
  • れんこん・・・100g
  • 干し椎茸・・・10g(乾燥)
  • こんにゃく・・・200g
  • 油揚げ・・・90g(1枚)
  • だし昆布・・・1g(乾燥)
  • 〔A〕濃口醤油・・・大さじ4
  • 〔A〕みりん・・・大さじ2
  • 〔A〕砂糖・・・大さじ3
  • 〔A〕粉末かつおだし・・・5g(1袋)
  • 大豆煮汁+椎茸もどし汁+水・・・600cc


作り方

1.大豆を戻します。

五目豆の作り方1

ホコリを落とすため大豆を軽く洗ったら、大豆がふっくら楕円形に膨らむまで一晩水に浸けて戻します。水の量は、大豆に水がかぶる程度でいいんですが、予想以上に大豆は膨れるので、水は多めにしてください。また、夏場は念のため野菜室で戻しましょう。涼しい季節は室温で大丈夫。



2.干し椎茸を戻します。

五目豆の作り方2

ホコリを払った椎茸を軽くすすぎ、カサを上にして水に浸します。椎茸も膨れるので少し大きめの容器で戻します。温度が高い方が戻りは早いのですが、旨みは冷たい水でゆっくり戻す方が強くなります。

今回は水に浸したら落し蓋のようにラップをし、冷蔵庫で一晩かけて戻しました。薄い椎茸は一晩で戻りますが、分厚いものだと一日かかる場合もあります。戻す時間は椎茸の厚みでずいぶん変わるので気をつけてください。



3.大豆の水煮をつくります。

五目豆の作り方3

大豆が十分膨らんだら水煮にします。大豆のもどし汁に水を加えて煮始めます。一度沸騰させたら、灰汁を取り、その後、蓋をして弱火で1~2時間煮ていきます。後で他の具材と30分ほど煮るので、仕上がりは好みの硬さよりほんの少し硬めに仕上げてください。

※画像のように大量の灰汁が出るので丁寧に取り除いてください。



4.大豆水煮の完成。

五目豆の作り方4

好みの硬さよりほんの少し硬めに煮た大豆です。仕上げに灰汁をもう一度取ります。ホクホクの大豆は、味付けしなくても大豆の旨みでとっても美味しい!試しに、味見というつまみ食いをしてみてください。



5.調味料・具材を加えて煮ます。

五目豆の作り方5

大豆煮汁+椎茸もどし汁+水で600cc程度になるように調節します。〔A〕の調味料を全て加え、大豆以外の具材も加えます。

にんじん・れんこん・こんにゃくは、1.5cm角ぐらいで大豆に大きさをそろえるのが食感もよいと思います。私の場合面倒なので、少々大きめです・・・。戻した椎茸は軸の硬い部分を取り除き、カサと軸を切り離しどちらもスライスします。油揚げは縦半分に切った後、5mm厚ぐらいに刻みます。昆布はキッチンバサミで食べやすい大きさに切ってから入れます。

※粉末だしは塩分無添加のものを使っています。塩分の含まれる粉末だしを使う場合は、醤油の量で塩分を調節してください。



6.煮込みます。

五目豆の作り方6

強火で沸騰させたら灰汁を取り、蓋をして弱火で具材が柔らかくなるまで煮込みます。15~20分ぐらいで柔らかくなると思います。



7.煮汁を煮詰めます。

五目豆の作り方7

具材が柔らかくなったら、蓋を外し中火にして、煮汁が1/3ぐらいになるまで煮詰めます。煮込み終わったら、味を染み込ませるために冷まします。粗熱が取れたら食べられますが、冷蔵庫で一晩寝かすとさらに美味しくなります。冷蔵で3~4日は問題なく保存できるので、大量につくって、作り置きとしても活用できます。




ポイント

・大豆の煮汁、干し椎茸の戻し汁は捨てずに使う。

大豆の煮汁は、大豆の旨みと香りがタップリ。干し椎茸の戻し汁も、椎茸の旨みと香りがタップリ。どちらも上質なだしになるので必ず捨てずに使いましょう。


・寝かせて味を染ませると美味しい。

冷蔵庫で一晩ぐらい寝かせる方が、味が染み、カドが取れて美味しくなります。すぐに食べるものいいですが、たくさんつくって、数日間かけて食べることをおすすめします。



今回使ったオススメの商品


リケン 素材力だし 本かつおだし

化学調味料・食塩無添加の粉末だし。
食塩無添加なので、
たくさん使っても塩辛くなりません。
上品なだしの味と香りで、一押しの粉末だしです。


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