夏野菜といえばなす!焼いても、煮ても、お漬物でも、美味しいんだけど、よぉ~く冷やした旨みたっぷりの煮びたしは、暑い日にはピッタリなメニュー。
トロットロに柔らかいなすの煮びたしを、お箸で切って口に含めば、だしとしょうがの香りと共に、コクのあるなすの旨みがひろがります。
冷たいお酒がグイグイすすみ、ご飯もバクバクいけちゃいます。
食べ応えのあるなすのおかげで、お肉が無くても十分満足出来る一品。
作り置きも出来るので、イッパイ作って、なすの美味しさを官能して下さい!
材料(3人分)
- なす・・・3本(300g)
- ししとう・・・1パック(50g)
- 生しいたけ・・・3本
- 〔A〕濃口醤油・・・大さじ2
- 〔A〕みりん・・・大さじ1
- 〔A〕日本酒・・・大さじ1
- 〔A〕粉末かつおだし・・・2.5g
- 〔A〕水・・・100cc
- オリーブオイル・・・大さじ2
- しょうが・・・20g
作り方
1.今回は、なすの他に、ししとう、生しいたけを使います。ししとうは、表面を洗い水分を拭き取ります。ヘタを切り取り、破裂防止のために、包丁の先で数か所小さな穴をあけておきましょう。
しいたけは、ホコリを払い、軸を切り取ります。軸ももったいないので、石づきの固い部分を切り取り、スライスして使います。
2.なすは、ヘタを切り取り、縦半分に切ります。火を通りやすくするためと、食べる時に箸で切りやすいように、なすの皮に、斜めの切り込みを浅く入れます。切り込みを入れたら、食べやすい大きさに切り分けます。
なすはアクが強く、アクは黒く変色するので、水にさらしてアクを抜きます。この時、水に塩を加えると、油の吸収を抑える効果があるので、塩水に浸けることをおすすめします。私の場合、1Lの水に、小さじ1/2程度の塩を加えています。
3.具材の下準備が終わったら、だし汁も合わせていきましょう。ボウルに〔A〕を全て加え、軽く混ぜ合わせておきます。
4.だし汁の準備ができたら、焼きに入ります。なすは、水から上げて、水分をきれいに拭き取ります。オリーブオイル大さじ1を回しかけ、なす全体に良く馴染ませておきます。あらかじめ油を馴染ませておくことで、油の量を少なくすませます。
5.フライパンに、オリーブオイル大さじ1を加え、軽く煙が上がるまで予熱します。油回しが終わったら、なすを皮目から焼いていきます。
先になすの皮を油で焼くことで、色落ちが抑えられ、見た目もきれいに仕上がります。
6.なすが、クタッとなるまで十分炒めたら、ししとう、しいたけを加え、焼き目がつくまで炒めます。
7.ししとうに焼き目がついたら、合わせておいただし汁を加えます。強火で沸騰させたら、弱火にし、ししとうがクタッとなるまで煮込みます。
8.ししとうがクタッとなったら調理終了。アツアツでも美味しくいただけますが、やっぱり、冷やした方が美味しいです。
9.ボウルに移して、粗熱を取った後、蓋をして冷蔵庫で冷やします。食べる直前に、器に盛り付け、すりおろしたしょうがを添えれば完成です。
なすの煮びたしの食レポ!
油で時間をかけてなすを焼いているので、旨みが凝縮され、しかもトロットロに仕上がりました。だしを十分に吸ったなすは旨すぎ!
ししとう、しいたけも、十分だしを吸って美味しく仕上がっています。
しょうがの香りと辛味が、コク旨の煮びたしにスッキリ感を与えてくれて食欲も増進。
冷酒にビール、ハイボールと、冷たい酒の肴にピッタリです。
もちろん、アツアツご飯にもよく合います。
0 コメント:
コメントを投稿